人気資格の試験ガイド⑤ 簿記

企業経営の基礎知識! まずは日商簿記2級を

簿記と聞くと、地味なイメージを持つ人が多いかもしれません。
しかし、簿記は企業経営の根底を支えている技術として、日本経済にはなくてはならないもの。
「毎月どれだけの売り上げがあり、経費はどれぐらいで、
結果的にどのぐらいの利益が発生したのか」という、
企業の経営状況を把握するための重要なツールであり、経済活動の基礎となっているのは、
このような簿記的な思考であるといえるのです。
今も昔も変わらず、簿記という資格が多くの受検者を集めている理由は、
そんなところにあるのでしょう。

いくつかある簿記の資格の中でも、日本商工会議所が実施している日商簿検定は、
一番歴史があり、社会的評価が高いと言われています。
日商簿記検定は、1級から4級までありますが、
就職や転職の際にプラスとなるのは2級からと考えます。
ですから、ビジネスで資格を役立てたいと思っているのでしたら、
最低でも2級の取得を目指すのがよいでしょう。
ここでは、日商簿記の検定内容をご紹介しますので、参考になさってください。

 

日商簿記検定・試験概要

●試験日程
2級と3級の検定は年3回行われます。詳しい日程は以下の通りです。
・6月の第2日曜日
・11月の第3日曜日
・2月の第4日曜日
※1級の検定は年に2回です。

●各級の試験内容
・3級の試験内容
日商簿記3級の試験内容は、『商業簿記』とされていて、
基本となる商業簿記、記帳、決算の実務が問われます。
具体的な出題内容は、仕訳問題、勘定記入、精算表など。
試験時間は2時間、100点満点中70点以上で合格となります。

・2級の試験内容
2級の試験内容は『商業簿記と工業簿記』とされていて、商業高校レベルの商業簿記と工業簿記、初歩的な原価計算などが問われます。出題内容は、仕訳問題、伝票計算、標準原価計算など。
試験時間は2時間で、2科目の満点は100点となっており、70点以上で合格となります。

・1級の試験内容
1級の試験内容は『商業簿記・会計学』と『工業簿記・原価計算』とされていて、
大学程度の商業簿記と会計学、工業簿記、原価計算がきちんと理解できているか、
財務諸表規則、企業会計に関する法規を理解しているかを問われます。
試験時間は『商業簿記・会計学』が1時間30分、『工業簿記・原価計算』が1時間30分。
各科目が25点の配点で4科目を合計して100点満点となります。
合格ラインは70点以上とされていますが、1科目でも10点未満のものがあると、
不合格とみなされます。


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