人気資格の試験ガイド④ ファイナンシャルプランナー

幅広い金融知識で顧客の人生を導くパートナー

不況の中、自らの資産は自らの手で守らなければならないという時代へ変化しつつある日本では、ファイナンシャルプランナーという金融のプロフェッショナルに対する期待が高まっています。
ファイナンシャルプランナー(通称“FP”)は、顧客の収入や生活状況などを見極め、
保険や投資などあらゆる面から検討して、資産設計を行います。
家族構成や年齢、収入、目標は人それぞれですので、顧客の視点に立って、
将来の夢や目標を達成するためのライフプランを提案し、顧客と共に人生を歩んでいくのが、
FPの仕事なのです。

FPの働き方としては、独立して個人の顧客を相手にプランニング業務を行っていくパターンや、
保険会社や証券会社、銀行などに勤務しながら働くパターンなどがあります。
いずれにせよ、FPの金融に関する知識は、さまざまな業界で必要とされ、
この資格を有することでビジネスにおいて有利に働くことは間違いありません。

FPの資格の特徴のひとつとして挙げられるのが、国家資格と民間資格とが存在していること。
厚生労働省が管轄し、「金融財政事情研究会(きんざい)」が試験を行う『1級~3級FP技能士』という国家資格と、「日本FP協会」が認定している『AFP・CFP』という民間資格とがあり、
学科試験は共通ですが、実技では別の試験を行っています。
どちらの資格を取得するか、というのは迷うところだと思いますが、私からオススメしたいのは、
国家資格も民間資格もどちらも同時に取得してしまうお得な方法。
これは、2級FP技能士とAFP資格を同時取得できる方法ですので、
短期間でどちらも欲しいという欲張りさんは、ぜひ挑戦してみてください。
まず、この同時取得の方法を簡単に説明しましょう。

 

2級FP技能士&AFPの同時取得の流れ

    • 日本FP協会が指定する機関(通信講座など)で、AFP認定研修を受け、定められた単位を取得、
      提案書を提出して一定の点数以上と得点して合格する。
      これで2級FP技能検定の受験資格が得られるので、同時に試験勉強を始める
    • 2級FP技能検定を受検し、学科・実技共に合格する。
      FP技能士の資格が得られると同時にAFPへ登録する権利を得られる。
    • 日本FP協会にAFPの登録を行う。

 

上記のような流れで研修&検定をクリアすれば、同時に二つの資格を得ることができます。
国家資格と民間資格は、複雑に関係しあって存在しているので、
そこを利用した上手な方法といえますね。
そこで、同時取得の重要なカギとなってくる、
2級FP技能検定の内容についてご紹介したいと思います。
まずは試験概要を知って、しっかりと対策を立ててください。

 

2級ファイナンシャルプランナー技能検定・試験概要

●受験資格
下記のいずれかに該当するもの。
・3級FP技能検定の合格者
・2年以上のFP業務もしくは実務経験があるもの
・日本FP協会が認定するAFP認定研修を修了したもの

●試験科目
2級FP技能検定試験は、次の6つの科目から出題されます。
・金融資産運用
・不動産
・リスク管理
・ライフプランニングと資金計画
・タックスプランニング
・相続、事業継承

●試験形式
①学科試験 (きんざい、日本FP協会ともに共通)
マークシート方式で4肢択一問題が出題され、問題は全部で60問。
制限時間は120分となっている。

②実技試験
・日本FP協会
マークシートと記述問題をあわせて40問出題される。結論のみを記入する形式となっている。

・きんざい
「個人資産相談業務」、「中小事業主資産相談業務」、「生保顧客資産相談業務」などの中から
1つを選択し、全部で40問出題される。解答を導き出す計算過程も記入する形式。

●合格基準
・学科試験 ……1問1点の配点で60問出題される。60点中36点以上で合格。
・実技試験 ……日本FP協会の場合→→40問出題され100点満点となっていて、
100点中60点以上で合格。
きんざいの場合 →→→40問出題され50点満点となっていて、50点中30点で合格とされる。


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